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本記事は、「文字の大きさをどのようにCSSで指定したらいいか迷うことがあるなぁ…」と思いつつ
・「em」と「px」の違いは?どちらを選べばいいのか迷ってる人
・レスポンシブデザインを実装する時に結局どのフォントサイズを選べばいいのか迷う人
・絶対的・相対的ってそもそも何だっけとふと思う人
上記のような、悩みや疑問を持っている、プログラミングを勉強したい人向けに現役エンジニアが解説します。
この記事では、「前半」では「emをどのように使うか」を「後半」では「em・px・rem・%などのよく使う単位の特徴」や「emとremの比較」を詳しく解説します。
プログラミング初心者の方でも、読みやすい内容なので、少しずつ試してみて楽しく学んでくださいね。
それでは、ご一読ください!
ウェブデザインやフロントエンド開発において、正しいフォントサイズを指定することは重要です。
その中でも「em」単位は、テキストやコンポーネントのフォントサイズを相対的に指定する方法を提供します。この記事では、「em」単位の基本的な仕組みと使い方について詳しく解説します。
em単位の基本
「em」(emphsisの略)は、要素のフォントサイズを親要素に対する倍率で指定する相対的な単位です。
例えば、親要素のフォントサイズが16pxであれば、1emは16pxとなります。もし親要素のフォントサイズが20pxであれば、1emは20pxとなります。
この相対的な性質により、親要素のフォントサイズに比例して子要素のフォントサイズも変化するため、レスポンシブデザインに適しています。また、ユーザーがブラウザの文字サイズを変更した場合にも、フォントサイズが適切に調整されるという利点があります。
em単位の使い方
em単位は、テキストやコンポーネントのフォントサイズ指定に使用されます。以下は基本的な使い方の例です。
/* 親要素のフォントサイズが16pxの場合 */
.parent {
font-size: 16px;
}
/* 子要素のフォントサイズを1.5倍に設定 */
.child {
font-size: 1.5em; /* 1emは16px × 1.5 = 24px */
}
CSSこの例では、子要素のフォントサイズが親要素のフォントサイズに対して1.5倍に設定されています。
これにより、親要素のフォントサイズが変更された際に自動的に子要素のフォントサイズも調整されます。
ウェブデザインにおいて、正確なサイズ指定はデザインの基盤となります。フォントサイズや要素の大きさを指定する際に使われる単位にはいくつか種類があります。
ここでは、代表的な単位である「em」、「px」、「rem」、「%」について詳しく解説します。
em(相対的な単位)
「em」は親要素のフォントサイズに対する倍率で指定される相対的な単位です。例えば、要素のフォントサイズを1.5emにすると、親要素のフォントサイズの1.5倍になります。レスポンシブデザインに適しており、テキストやコンポーネントの一貫性を保つために利用されます。
px(絶対的な単位)
「px」はピクセル単位で指定される絶対的な単位です。具体的な値を指定するため、要素の大きさやテキストの見え方を正確に制御できます。ただし、ブラウザのテキストサイズ設定に影響されることがあるため、注意が必要です。
rem(ルートのフォントサイズに対する倍率)
「rem」はルート要素(通常は要素)のフォントサイズに対する倍率で指定される相対的な単位です。親要素の影響を受けず、一貫性のあるデザインを実現できます。主にモダンなレスポンシブデザインで使用されます。
%(パーセント単位)
「%」は親要素の特定のプロパティに対する割合として指定される相対的な単位です。例えば、親要素の幅に対する割合として要素の幅を指定することができます。要素が親要素に対してどれだけの割合を占めるかを柔軟に調整できます。
このHTMLとCSSコードは、提供した文章に記述されている各単位の特徴に基づいてスタイルを適用しています。
各要素のフォントサイズが「em」、「px」、「rem」、「%」に従って異なることが確認できるでしょう。必要に応じて、ファイルの保存場所やファイル名を適切に調整してください。
ウェブデザインで、文字や要素の大きさを指定する時に「1em」と「rem」という単位がありますが、どちらを選ぶか分かりにくいことがあります。それぞれの特徴を分かりやすく説明します。
emの特徴
「1em」は、その要素が入っている箱(親要素)の大きさに合わせて、文字や要素の大きさを決める方法です。親要素が大きくなると、中の文字も大きくなります。画面が小さくなっても、文字が自動的に調整されて見やすくなります。
remの特徴
「rem」は、一番外側の箱(通常、画面全体を意味する箱)の大きさに合わせて、文字や要素の大きさを決める方法です。他の箱の影響を受けず、どの場所でも同じ大きさになります。画面サイズやテキストの設定にも影響されません。
状況によって違います。一つ一つの要素を個別に調整したいなら「1em」が、どの場所でも同じ見た目を保ちたいなら「rem」が良いです。必要に応じて、両方を組み合わせて使うこともあります。使う単位は、デザインの目標や状況によって選びましょう。
主な内容を表のまとめました
特徴 | em | rem |
---|---|---|
定義 | 親要素のフォントサイズに対する倍率で指定 | ルート要素(通常は要素)のフォントサイズに対する倍率で指定 |
相対性 | 親要素に対して相対的 | ルート要素に対して相対的 |
一貫性 | 親要素ごとに異なる大きさ | どの場所でも同じ大きさ |
レスポンシブデザイン | 適しており、親要素に合わせて自動調整 | 適しており、一貫性を保ちつつ調整 |
テキストサイズ設定 | 影響を受ける可能性あり | 影響を受けず、安定 |
例 | font-size: 1.5em; | font-size: 1.5rem; |
この比較表を見ることで、emとremの違いや特徴が一目で理解できるでしょう。それぞれの特性を活かして、デザインの要件に合った適切な単位を選択しましょう。
FAQ
フォントサイズについてよくあるご質問
Aem単位は、要素のフォントサイズを親要素のフォントサイズに対する倍率で指定する相対的な単位です。
Aem単位は親要素のフォントサイズに対する相対的な倍率で指定され、px単位は具体的なピクセル数で指定されます。em単位はレスポンシブデザインに適しており、px単位は固定サイズの指定に使用されます。
Aem単位は親要素のフォントサイズに影響を受けるため、予期せぬ結果が生じる可能性があります。また、ネストが深くなると計算が複雑になることがあります。十分にテストして使うことが重要です。
今回は、文字の大きさをどのようにCSSで指定するかについてご紹介しました。
それでは、最後にもう一度、おさらいしましょう。
- CSSのem単位とは?フォントサイズ指定の基本を解説
- CSSで使う単位の種類と特徴:em・px・rem・%を理解しよう
- emとremの比較:どちらを使うべきか論争
もう一度、最初から「CSSのem単位とは?フォントサイズ指定の基本を解説」を読む↑
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