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【完全保存版】WordPressの変数一覧とその使い方 – 初心者でもわかる徹底解説

悩める人
悩める人

投稿やページの情報を取得したいけど、どの変数を使えばいいか分からない…

この記事を読むことで、そんな悩みを解決します。

この記事でわかること

  • グローバル変数
  • よく使用されるテンプレートタグ
  • オプションと設定
  • その他の一般的な変数
  • グローバル変数やテンプレートタグの具体的な使い方
  • 「$post」さえ覚えておけば大丈夫!!
ゆう
ゆう

今すぐWordPressでの変数の使い方をマスターして、あなたのWebサイトをより機能的で魅力的なものにしましょう。この記事を参考に、ぜひ自身のサイトで試してみてください。適切な変数を使いこなすことで、開発作業のストレスが軽減され、より効率的なサイト運営が実現します。

グローバル変数

これらの変数は、WordPressのコアによって定義され、グローバルにアクセス可能です。

$wpdb
WordPressデータベースオブジェクト。データベースクエリを実行するために使用されます。

$post
現在の投稿オブジェクト。$postを使って、現在表示されている投稿のタイトルやコンテンツを取得できます。

$wp_query
現在のクエリオブジェクト。WordPressのメインクエリに関する情報が含まれています。

$wp_rewrite
リライトルールのオブジェクト。URLリライトルールの制御に使用されます。

$wp
リクエスト情報のグローバル変数。現在のリクエストURLなどを含みます。

$current_user
現在ログインしているユーザーの情報を含むオブジェクト。ユーザー情報を取得したり、権限をチェックしたりするのに使用します。
PHP

よく使用されるテンプレートタグ

テンプレートタグも変数として機能することが多く、テーマ開発で頻繁に使用されます。

get_the_title()
現在の投稿のタイトルを取得します。

the_content()
現在の投稿のコンテンツを出力します。

get_permalink()
現在の投稿のパーマリンクを取得します。

get_the_excerpt()
現在の投稿の抜粋を取得します。

wp_nav_menu()
カスタムメニューを表示します。

is_single()
現在のページが個別の投稿ページかどうかを確認します。

is_page()
現在のページが静的ページかどうかを確認します。
PHP

オプションと設定

WordPressの設定を取得するための変数や関数です。

get_option($option_name)
指定されたオプション名の設定値を取得します。

bloginfo($show)
サイトに関する情報を取得します。例: bloginfo('name')でサイト名を取得。
PHP

その他の一般的な変数

$wp_locale
言語やロケールに関連する情報を格納しているオブジェクト。

$posts
現在のクエリに基づく投稿の配列。
PHP
ゆう
ゆう

これらは、WordPressの開発でよく使われる変数やグローバルオブジェクトの一部です。これらを理解しておくと、テーマやプラグインの開発が効率的に進められるようになります。

グローバル変数やテンプレートタグの具体的な使い方

1. $wpdb の使用例

$wpdbは、WordPressのデータベースに直接クエリを実行するためのグローバル変数です。

global $wpdb;

// wp_postsテーブルから最新の5つの投稿を取得する例
$results = $wpdb->get_results("
    SELECT * 
    FROM $wpdb->posts 
    WHERE post_status = 'publish' 
    ORDER BY post_date DESC 
    LIMIT 5
");

foreach ( $results as $post ) {
    echo $post->post_title . '<br>';
}
PHP

2. $post の使用例

$postは、現在の投稿オブジェクトにアクセスするために使用されます。

global $post;

// 現在の投稿のタイトルとコンテンツを表示する
echo '<h1>' . get_the_title( $post->ID ) . '</h1>';
echo '<div>' . apply_filters('the_content', $post->post_content) . '</div>';
PHP

3. $wp_query の使用例

$wp_queryは、現在のクエリの情報を持つグローバル変数です。is_* 系のテンプレートタグと組み合わせて使用することが多いです。

global $wp_query;

// 現在のクエリで見つかった投稿の総数を表示する
echo 'Total posts found: ' . $wp_query->found_posts;
PHP

4. get_the_title()the_content() の使用例

これらのテンプレートタグは、テーマファイルで頻繁に使用されます。

// ループ内で使用する例
if ( have_posts() ) : 
    while ( have_posts() ) : the_post();
        // 投稿タイトルを表示
        echo '<h2>' . get_the_title() . '</h2>';

        // 投稿コンテンツを表示
        the_content();

    endwhile; 
endif;
PHP

5. wp_nav_menu() の使用例

カスタムメニューを表示するために使用します。

// 'primary' というスラッグで登録されたメニューを表示する
wp_nav_menu( array(
    'theme_location' => 'primary',
    'container'      => 'nav',
    'container_class'=> 'main-navigation',
) );
PHP

6. get_option() の使用例

サイトのオプション設定を取得するために使用します。

// 'blogname'オプションを取得して表示する例
$blog_name = get_option('blogname');
echo 'Site Name: ' . $blog_name;
PHP

7. is_single()is_page() の使用例

これらの条件タグは、現在のページが特定のタイプであるかどうかを確認するために使用します。

if ( is_single() ) {
    echo 'This is a single post page.';
}

if ( is_page('about') ) {
    echo 'This is the About page.';
}
PHP
ゆう
ゆう

これらの例は、WordPressの開発で非常に役立つ変数やテンプレートタグの使い方を示しています。これらを適切に活用することで、より柔軟で強力なテーマやプラグインを作成することが可能になります。

「$post」さえ覚えておけば大丈夫!!

$postは、WordPressにおける現在の投稿(またはページ)を表すグローバル変数です。この変数には、投稿に関連する多くのプロパティが含まれており、投稿の詳細情報に簡単にアクセスできます。以下は、$postオブジェクトの代表的なプロパティの一覧です。

$post の代表的なプロパティ一覧

$post->ID
投稿のID(ユニークな識別子)。

$post->post_author
投稿の著者ID。

$post->post_date
投稿が作成された日時。

$post->post_date_gmt
グリニッジ標準時(GMT)での投稿日時。

$post->post_content
投稿の本文(コンテンツ)。

$post->post_title
投稿のタイトル。

$post->post_excerpt
投稿の抜粋(サマリー)。

$post->post_status
投稿のステータス(publish, pending, draft, private など)。

$post->comment_status
コメントが許可されているかどうか(open または closed)。

$post->ping_status
ピンバックが許可されているかどうか(open または closed)。

$post->post_password
投稿に設定されたパスワード(パスワード保護された投稿の場合)。

$post->post_name
投稿のスラッグ(URLに使用される部分)。

$post->to_ping
ピンする予定のURL(未使用またはほとんど使用されません)。

$post->pinged
ピンバックされたURLのリスト。

$post->post_modified
投稿が最後に更新された日時。

$post->post_modified_gmt
GMTでの最後の投稿更新日時。

$post->post_content_filtered
フィルタリングされた投稿の内容(フィルタを通過した後の内容)。

$post->post_parent
親投稿のID(階層構造の投稿の場合)。

$post->guid
グローバルに一意の識別子(投稿の基本URL)。

$post->menu_order
メニューの順序(ページテンプレートの階層を使用する場合など)。

$post->post_type
投稿のタイプ(post, page, custom_post_type など)。

$post->post_mime_type
投稿のMIMEタイプ(添付ファイルなどの場合に使用)。

$post->comment_count
この投稿に関連するコメントの数。

$post->filter
現在のフィルタ(raw, edit, db, display, attribute, js, jsesc など)
PHP
注意点

$post は、通常 the_post() 関数や setup_postdata() 関数の後に利用されるため、WordPressループ内で利用することが一般的です。

グローバル変数として使用する場合は、必ず global $post; を宣言してからアクセスする必要があります。ループ外で使用する場合は、適切なセットアップが必要です。

まとめ

ゆう
ゆう

WordPressでの変数の基礎から応用までを総括してきました。変数の理解と活用は、WordPressを使ったWebサイト運営や開発の中核をなす重要な要素です。特に、WordPressのグローバル変数を効果的に利用することで、より高度でカスタマイズされたサイトを構築できるようになります。

本記事でわかったこと
  • $post
  • 現在表示している投稿やページの情報を保持し、タイトルや内容などにアクセスできる。
  • $wpdb
  • データベースへの直接アクセスを提供し、カスタムクエリの実行が可能。
  • $current_user
  • 現在ログインしているユーザーの情報を保持し、ユーザーIDや名前にアクセスできる。
  • グローバル変数の取得方法
  • global キーワードを使用して、WordPressのグローバル変数を利用可能にする。

もう一度、最初から「グローバル変数」を読む↑

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